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                      2010年12月10日

    Java総合講座 - 初心者から達人へのパスポート
                  2009年11月開講コース 033号

                                セルゲイ・ランダウ
 バックナンバー: http://www.flsi.co.jp/Java_text/
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・現在、このメールマガジンは以下の2部構成になっています。
[1] 当初からのコース:vol.xxx(xxxは番号)が振られています。
   これは現在、中級レベルになっています。
[2] 2009年11月開講コース:xxx号(xxxは番号)が振られています。
   これは現在、初心者向けのレベルになっています。
・このメールマガジンは、画面を最大化して見てください。
小さな画面で見ていると、不適切な位置で行が切れてしまう
など、問題を起すことがあります。
・このメールマガジンに掲載されているソース・コード及び
文章は特に断らない限り、すべて筆者が著作権を所有してい
ます。また、これらのソース・コードは学習用のためだけに
提供しているものです。
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◆ 01.データベースを使用するアプリケーションの開発(続き)
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では、お約束通りこれからWindowBuilder Pro GUI Designer
(以後WindowBuilder Proと略す)を使っていきましょう。

まずは、WindowBuilder Proのインストールをやっておきましょう。

あらかじめパソコンがインターネットにつながっている状態
であることを確認しておいてください。

(1) いつものようにEclipseを起動してください。

(2) メニュー・バーの「ヘルプ」→「新規ソフトウェアのインストール」
を選択します。

(3) 「インストール」ウインドウ(「使用可能なソフトウエア」のページ)
が表示されますので、
「作業対象」欄に下記のURLを入力し、Enterキーを押します。

http://dl.google.com/eclipse/inst/d2wbpro/latest/3.5

(ちなみに、このURLの最後の3.5はEclipse 3.5に対応していることを
意味します。Eclipseのバージョンが異なる場合はこの数字は使用で
きません。)

(4) すると「名前」欄のリストの中に(GroupLayoutなどの)複数の
フィーチャーがリストされるので、それらのうち

GWT Designer
Infrastructure
Swing Designer
SWT Designer

のフィーチャーを選択(その左側の小さい枠(チェック・マークを入れる枠)
の中をクリックすることによって、チェック・マークを入れる)します。

そして、「次へ」ボタンをクリックします。

(5) 「インストール詳細」のページになりますが、ここでも
「次へ」ボタンをクリックします。

(6) 「ライセンスのレビュー」のページになりますので、
ライセンス・テキストの内容を確認したあと、
「使用条件の条項に同意します。」を選択し、
「完了」ボタンをクリックします。

(7) しばらくの間、インストール作業が行われるのでじっと待ちます。
なお、「Security Warning」ウインドウが出たら、「OK」ボタンを
クリックします。
インストール作業が終わると、「ソフトウエア更新」ウインドウが
表示され、「変更を反映させるためにEclipseの再始動を強くお勧めします。
・・・(中略)・・・すぐに再始動しますか?」というメッセージが
表示されますが、「いいえ」ボタンをクリックして下さい。(ボタンを
間違えないように、くれぐれもご注意下さい。)

そして、メニュー・バーの「ファイル」→「終了」を選択することに
よってEclipseを終了します。

(8) C:\pleiades\eclipseフォルダーの中に下記のファイルが入っています
ので、これを実行(ダブル・クリック)することによってEclipseを起動
して下さい。

eclipse.exe -clean.cmd

(エクスプローラーの設定によっては拡張子の「.cmd」の部分が見えない
場合もあります。)
このファイルの実行によって、先ほど新しくインストールしたフィーチャー
の日本語化が行われますので、Eclipseが起動されるまで少し時間がかかり
ますが、我慢して待ちましょう。あとはいつものEclipseの起動時と同様に
なります。

(9) Eclipseの起動が完了したら、再度Eclipseを終了して下さい。

これで、インストール作業は完了です。



◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

では、再度Eclipseを起動して動作確認をしてみましょう。

(1) パッケージ・エクスプローラーの中のJStudy1(プロジェクト)の
配下のsrcの配下のjp.co.flsi.lecture.ui(パッケージ)の配下の
HumanResourceEntryPane.javaを右クリックします。

(2) 「アプリケーションから開く」→「WindowBuilder Editor」を選択します。

(3) エディターが開きますので、その下のほうに3つ並んでいるタブのうち
「Design」というタブをクリックします。
すると、WindowBuilder Proがソース・コードを読み取ってビジュアルな
エディター画面へと変換を行ってくれます。

(4) しばらく待つと、ビジュアルなエディター画面が表示されます。
(このままだと画面が狭くて使いづらいので、編集作業時には
「HumanResourceEntryPane.java」タブをダブル・クリックすること
によってエディター画面を最大化して使用することになります。)


いかがですか?ちゃんとビジュアルなエディター画面が表示されますね。

Visual Editorは、Visual Editorの流儀で書かれたソース・コード
でなければビジュアルなエディター画面に変換できないという制約が
あるのですが、WindowBuilder Proにはほとんどそういう制約はあり
ません。したがって、他のツールで生成されたソース・コードでも
ビジュアルなエディター画面に変換できるのです。


HumanResourceJFrame.javaについても同様に操作してみましょう。

(1) パッケージ・エクスプローラーの中のJStudy1(プロジェクト)の
配下のsrcの配下のjp.co.flsi.lecture.ui(パッケージ)の配下の
HumanResourceJFrame.javaを右クリックします。

(2) 「アプリケーションから開く」→「WindowBuilder Editor」を選択します。

(3) エディターが開きますので、その下のほうに3つ並んでいるタブのうち
「Design」というタブをクリックします。
すると、WindowBuilder Proがソース・コードを読み取ってビジュアルな
エディター画面へと変換を行ってくれます。

(4) しばらく待つと、ビジュアルなエディター画面が表示されます。

こちらも、ちゃんとビジュアルなエディター画面が表示されますね。

今回はここまでにします。Eclipseを終了して下さい。


WindowBuilder Proの使い方は、次回から説明していきます。


(続く・・・)

では、また来週。



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