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【楽しい中国語入門】 vol.021

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21. 中国の新年
 2003年を迎えましたが、今回は,中国の新年(正月)におけるいろいろな行事や習慣を紹介しようと思います。
 1月1日は日本の新年(元日)ですが,この日は中国では
ユエンダン
と言う祝祭日になっています。中国全国の学校や企業等は1週間のお休みになります。 しかし、中国の新年は、陰暦の1月1日になります,毎年違いますが,2003年は陽暦の2月1日が陰暦の1月1日になります。 2003年は羊の年ですが、中国では
ヤンニエン
と言います。中国の全国の学校では期末テストを終わって3週間のお休みがあり,企業は2週間のお休みがあります。新年が始まる前の1週間は皆が新年を迎えるために新年一日目に着る新しい洋服を買い,ドアと窓などの両側に
チュンリエン
(新しい一年の希望や願いなどを書いた赤い紙で、日本でいえば俳句や短歌みたいな文章を書いているもの)を貼ります。そして、大晦日の日からの一週間分の食べ物を用意します。
 今年の中国の大晦日は陽暦の1月31日になります,中国では大晦日のことを
チューシーイエ
または
ダーチューシーイエ
と言います。その前夜(1月30日は)
シァオチューシーイエ
と言います。新年は中国人にとってとても大事な日なので大晦日の夜は家族そろって,(日本の年越しそばの代わりに)中国の北の方では餃子
ヂァオヅ
を食べます。
チューシーイエ
の夜の7時半頃、(日本の紅白歌合戦やレコード大賞などの代わりに)中国では毎年
チュンヂエリエンフアンワンフイ
と言う番組があります。夜の7時半頃から深夜の1時半か2時くらいまで放送しています。皆が食事しながら
チュンヂエリエンフアンワンフイ
を見ながら12時頃テレビからの除夜の鐘を聞いて年を越します。子供たちは食事後花火などを打ち上げます。大人達は会社の上司や同僚や友達などに電話し
「良いお年を」
グオガハオニエン
「来年も宜しくお願いします」

ミンニエンイエチンドゥオグアンヂャオ
などと挨拶をします。年明けの日(陰暦の1月1日,今年の陽暦では2月1日)におせち料理の代わりに中国では
ニエンガオ
という種類別のお餅(塩味と砂糖味に分かれ、主な材料はお米ですが,大豆餅,小倉餅,葡萄餅などあります)など新年の代表的なものを食べます。朝食後新しい洋服を着て先輩や普段お世話になった人に挨拶しに行きます。中国ではこれを
バイニエン
と言います。
「明けましておめでとう
シンニエンハオ
ゲイニバイニエンラ
「今年も頑張りましょう
ヂンニエンイエヂァオハオユィン
などのお祝い言葉で挨拶をします。大人達は、自分の親や子供に お年玉
ヤースイチエン
をあげます。お婆さんやお爺さんも孫に お年玉
ヤースイチエン
をあげます。

 それでは、中国の新年の紹介はここまでにしましょう。



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