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【楽しい中国語入門】 vol.029

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29. 親指族(その1)

 「親指族」という言葉は、日本ではもう死語になったのでしょうか。
 世界を見渡してみると面白いもので、他の国の人でも似たような環境にいれば、大体同じような行動を取ることがあります。

携帯電話
ショウヂー
が普及した今、中国でも
ムーヂーイーヅー
(親指一族)という言葉が出てきまして、マスコミでも騒がれることがあります。この言葉の意味はご存知の日本語「親指族」とまったく同じです。
 せっかくなので、「指」のことをちょっと勉強しましょう。指のことを中国語では一般に2文字で
ショウヂー
といいます。「指」一文字だと誤解しやすくなりますし、はっきり手の指の意味を表現できません。
 五本の指は順に

親指は
ムーヂー

人差し指は
シーヂー

中指は
ヂョンヂー

薬指は
ウーミンヂー
(無名指)

小指は
シアオヂー
といいます。

 親指
ムーヂー
のほうは、指の名前以外に、「偉い」や「すばらしい」という意味が含まれることがあります。この意味で使うときは、前に「大」を付けます。
ダームヂー
(親指)

 ちょっと難しいかもしれませんが、ひとつ例をあげましょう。たとえば、野球ファンは野茂のすばらしい投球に
シューチーダームヂー
(親指を立てる)。
 それは「感心」や「賞賛」などを表現するのです。言葉ではなく、その動作だけでも、同じような気持ちを表現できます。
 アメリカなど、他の国でもこのような表現をする国はありますね。「いきいき」した中国語として、「上級者」の皆さんは覚えるときっと役に立ちますよ。

--- 次号に続く ---


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