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51. | 大気汚染の話 | |||
数年前から取り上げられ始めた中国での大気汚染、特に都市部では深刻な問題となっています。各国メディアにも取り上げられ、中国国内では国を挙げてその対策に乗り出しています。昨年11月に行われた中国でのAPEC開催に合わせた中央からの工場操業停止命令、車のナンバー規制、政府系企業の休業、学校の休校等が話題になりましたね。よってこの期間は空気の汚染濃度が改善されスモッグの無い青空となりました。これを「APECブルー」と呼び、意見もいろいろ。 今回は大気汚染に関する言葉などを紹介したいと思います。 ![]() ![]() (APECブルーを中国の百度で意味検索すると、大意の後にここから転じた意味が紹介されていて「物事が短く一瞬で過ぎ去ること」と書かれていた。) ![]() スモッグのひどい日は目がチカチカして喉・気管が痛くなります。気になる方はマスクの着用を。 中国のブログを見ていたら「日本人が年中マスクをしているのは花粉症や風邪をもらわない為だけでない。自分が風邪をひいたときに人にうつさないためにマスクをするだなんて誰が想像できようか」と。ところ変われば習慣も違う。 ![]() ![]() ![]() ![]() 例) ![]() ![]() ![]() 最近では ![]() ![]() ![]() 私は長く北京に住んでいましたが、日本に帰国して1年後、北京を訪れて懐かしの友人といつものレストランでいつものメニュー。食事後に全身にジンマシンが!手足はもちろん腹部や顔までボコボコに腫れてかゆみを通り越して熱い痛みへ。夜中も眠れず水で絞ったタオルで何度も冷やして。朝起きると目が腫れて視界が狭い。旅行2日目から中華料理は食べられずバーガーキングとマクドナルドへ。 かつて毎日一緒に過ごした中国人の友人と会うと「その顔どうしたの?あれ?手足もすごいじゃない!」ということになって「食べ物が原因だと思う」と一応伝えました。そして痒いけどもう大丈夫かとお馴染みのメニューを。しかし食べている最中からもう全身に痛みが! 「もう体が日本に馴染んでしまっていつものレストランの食事では蕁麻疹(じんましん)(じんましん)がでるみたい」と話すと、 「そんなはずはない。北京は海外で報道されているほど汚染が深刻じゃないのよ。きっと風のせいで、昨日も今日も少しだけ風が吹いているからブツブツが出るのよ。私だって風がある日はブツブツが出て痒いんだから。」 風が吹くと出る蕁麻疹が日常化しているって一体?公害病では?と思いながら何も言えずにいましたが、しかし蕁麻疹には「 ![]() ちなみに、そのジンマシンは友達が処方してくれた漢方薬を飲んだ昨日以上の熱い痛みに襲われ、ベッドの中で「朝になったら絶対病院に行くぞ」と打ちひしがれていましたが、実際朝になるとケロリと治っていたのでした。恐るべし漢方。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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今回は、ここで終わりにします。 (2015年02月28日) |
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