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56. | 中国株のお話 | |
コロナ禍で経済的に苦しむ人や「不景気」となった企業が目立つ一方、2月中旬には「東京株式市場」の日経平均「株価」が3万円を超えた。「バブル経済」期以来30年半ぶりの高値となる。これは金融緩和が主な原因とされているが日本だけでなく世界的に金融市場はカネ余りと言われている。 この状態をうまく利用して一気に儲けた個人「投資家」もいる。株取引で1億円以上儲けたいわゆる、億り人(おくりびと)がたくさん誕生した。 ・不景気 => ・東京株式市場 => ・株価 => ・バブル経済 => ・投資家 => ・株 / 株式 => 株価の「上昇」が続く今、世界的に株投資を始める個人投資家が急激に増えている。日本でも数年前から始まった「非課税」のNISAの導入なども追い風となり株「投資」は以前より身近な存在となった。どこにいても何時でもスマートフォンさえあれば日本株だけでなく海外の株も売買できる。そんな中、著しい経済成長を見せる中国の株が注目を集めている。 ・(株価の)上昇・下落 => ・非課税 => ・投資する => ・株取引 => 一昨年、知人が大手証券会社の中国株投資セミナーを勉強がてら見学に行くというのでついていった。セミナーが始まる30分前に開場だったがその前から続々とホールに人が集まる。参加者たちのほとんどは70、80歳代かと思われる。我々2人は明らかに一番若かった。 参加無料のセミナーだったがとても面白いものだった。企業情報、現在の街の写真などが掲載されている冊子等が配布され、香港駐在員から、ちょうど学生運動が盛んだった時期の香港の話も聞くことが出来た。「中国株」と呼ぶ場合、中国本土に「上場」している企業だけでなく、香港市場も含まれる。ちなみに中国の有名な大手企業は香港で上場していることが多い。 例えば、We Chatの「テンセント」やネット通販の「アリババ」がそうである。 ・上場 => ・テンセント => ・アリババ => 最後は参加者からの積極的な質疑応答時間があり、終了後も証券会社の社員さんや先ほどの駐在員さんに話を聞きに行く人もいて中国株投資に意欲を燃やしている様子がうかがわれた。 中国株と一言でいうとハードルが高いが、一般の個人投資家は書店に売られている情報誌で数百社の企業名の読み方から事業内容、最近の状況等を知ることが出来る。コロナ禍で巣ごもり生活をしながらの投資もあってか『中国株二季報』は一時アマゾンでも欠品していた。そのタイミングでメルカリに定価の倍以上の値で売りに出す人もいた。まあ、出版元のホームページからは直接定価で購入できたらしいが。 中国のサイトで株式情報を見たい場合は検索サイトのトップページから「 」を選択する。現在の株価や株関連のニュース、レポート記事等が載っているので数行読むだけでも関連する言葉や中国語の言い回しが学べる。 例えば( より) 年が明けてから、たくさんの投資者がジェットコースター相場を体得した。先日株価は小幅な上昇を見せ、その後機関投資家が大量保有している銘柄が急降下。指数は一気に下落パターンをたどり始めた。これは複数の投資初心者を驚き慌てさせてやまなかった。 => 一年の始まり => 投資家 => 体得する => ジェットコースター => 市況.相場動向 (※この時の「行」の読み方は「 」でなく「 」) => 取引(する) => (1) 二日前, (2) 先日、この間(必ず二日前とは限らない) => (1) 大型株, (2) 市況、相場、株価 => 値上がりする => 機関投資家が大量保有している銘柄 => 高速(の)、高速である => 瓦解する.崩れる => 開ける、解除 => 下がる、下落する => モデル、類型、パターン => 驚き慌てる.うろたえる => しきりに~する.~してやまない.いつまでも~する 景気・市況に関わらず投資にはリターンだけでなく、リスク( )も伴うということですね。 |
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今回は、ここで終わりにします。 (2021年3月11日) |
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