【楽しい中国語入門】 vol.060

このメールマガジンは、まぐまぐを利用して発行 しています。
登録方法/解除方法/バックナンバーはこちらにあります。
  
  
60. おうちで再現!中国の味

 世界でも人気の中華料理、日本ではレストランでも家庭でも日常的にいただくことが多い。
 日本の食卓で上がる中華料理と言えば、チャーハンや麻婆豆腐、チンジャオロース、エビチリ、ナスとピーマンの豚肉炒め、餃子など次々に思い浮かぶ。お店だったらラーメンやジャージャー麺等の麺の種類も豊富だ。
 現在は本場中華の味が楽しめるお店も増えたが、中国旅行に行ったら何を食べよう?もちろん北京ダックと上海蟹でも良い。だが中国の一般家庭で食べられているものを味わいたかったら、庶民的な食堂でも高級店に負けず劣らずとても美味しいメニューがたくさんある。是非多くの種類を試してほしい。
 
 食堂で出されるメニューは本当に種類豊富なのでメニュー表に圧倒されてしまう。大人数の時はスープや炒めおかず、麺やご飯類などそれぞれから頼もう。1人だったら麺類か炒めおかずがお薦めだ。野菜や肉魚を組み合わせて多様な味付けをされたものがたくさんあるので好きなものに出会えたら是非そのレシピを自宅で再現してみよう。
 
 中国のメニューは名前を見れば何の素材を使っているのか、どんな調理法でどんな味なのかがわかるものが多い。漢字の発音がわからなくても味の想像が出来る。
 
 
 <メニュー例>
 
  fan1qie2chao3dan4
 トマトと卵の炒め物
fan1qie2→トマト、chao3→炒める、dan4→卵)

  qing1jiao1rou4si1
 チンジャオロース
qing1jiao1→ピーマン、rou4→(一般的には豚)肉、si1→細長い)

  suan1la4tu3dou4si1
 酸っぱくて辛いじゃがいもの細切り炒め
suan1→酸っぱい、la4→辛い、tu3dou4→じゃがいも、si1→細い)

  tang2cu4pai2gu3
 甘酸っぱいスペアリブ
tang2→砂糖、cu4→お酢、pai2gu3→スペアリブ)

  rou4mo4qie2zi
 茄子とひき肉の炒め物
rou4mo4→ひき肉、qie2zi→茄子)

  xia1ren2chao3fan4
 えびと卵のチャーハン
xia1ren2→エビ、chao3fan4→チャーハン)


 今回は簡単で美味しいお薦めのメニューレシピを紹介します。


rou4mo4chao3dou4jiao3
ひき肉とサヤインゲン炒め


_____xia1ren2_____
 (使用材料.素材.料理の具)

dou4jiao3500ke4
サヤインゲン 500グラム

rou4mo4200ke4
ひき肉 200グラム

xiao3cong12gen1
ネギ2本

jiang1shi4liang4
生姜 適量

hua1jiao1fen32ke4
サンショウ粉 2グラム

liao4jiu3shi4liang4
料理酒 適量

jiang4you2shi4liang4
醤油 適量

yan22ke4
塩2グラム

ji1jing11ke4
チキンコンソメ 1グラム

shi2yong4you2shi4liang4
食油 適量


_____bu4zhou41(ステップ1)_____

dou4jiao3zhai1xi3gan1jing4

サヤインゲンを選んできれいに洗う(下処理)。


_____bu4zhou42(ステップ2)_____

rou4mo4zhong1jia1ru4text

ひき肉にサンショウ粉と料理酒、醤油、生姜のみじん切り、ネギのみじん切りをよく混ぜ、10分間つけておく。



_____bu4zhou43(ステップ3)_____

dou4jiao3qie1sui4text

サヤインゲンを切り刻み、お皿にとっておく。



_____bu4zhou44(ステップ4)_____

guo1zhong1dao4ru4text

鍋(フライパン等)に適量の油を入れ、半分ほど温まったらよく漬かったひき肉に火が通って色が変化するまで炒める。



_____bu4zhou45(ステップ5)_____

jia1ru4dou4jiao3text

細かく切ったサヤインゲンを入れて炒め、醤油を加えたら満遍なく更に炒める。ほんの少し水を加えて2分ほど煮詰める。チキンコンソメを加えたらすぐにフライパンから取り出す。



_____bu4zhou46(ステップ6)_____

xiang1pen1dedou4jiao3text

とてもいい香りのひき肉サヤインゲン炒めが出来上がり。


cheng2pin3
完成


 お肉を炒めるタイミングでニンニクと唐辛子を加えると、もっと美味しくなりもう白米が止まらない。日本料理だと素材を引き立てる味付けを大事にするが、中華料理は味付けでどんな素材も美味しくする工夫がされることが多い。野菜が苦手な方も、材料や味付けの組み合わせでたくさん野菜を食べたくなるので是非チャレンジしてみよう。



今回は、ここで終わりにします。


(2025年2月7日)


P.S. 係では皆様のご意見ご感想をお待ちしております。
   
Copyright (C) 2025 Future Lifestyle Inc.